平成20年度の「歯の衛生に関する作品」の応募総数は、2596点でした。そのうち、作文・標語部門への参加は、1700点と多数を占めていました。標語作品の応募が多かったのですが、昨年度に比べ作文部門の応募点数も増えました。ここにいるみなさんは、多くの作品の中から選ばれました。みなさんは、自分の体を大切にする豊かな心の持ち主なのです。
さて、今年度の作品の傾向と良かったところについて、お話したいと思います。それぞれの部門の審査員の意見をまとめてお話させていただきます。
まず、小学校の標語部門です。「1.自分から進んで取り組もうとする気持ちや態度が、前向きな言葉に表れているもの」、「2.わかりやすい言葉、明るいリズム感のあるもの」を選びました。読んだ人が、自分もやってみたくなるような標語がいいですね。これらがうまく表現されていたのが、金賞の竹下さんの作品、「むしばくん はみがきすると さようなら はみがきしないと こんにちは」です。
また、選ばれたすべての作品の中でも特に印象に残ったのが、同じく金賞の安田さんの作品、「母からもらった大事な歯 自分で育てた大事な歯 この歯は 私のじまんの歯」です。「自分で育てた大事な歯」という言葉が、自分から進んで取り組もうという気持ち、また自分の歯を日ごろから大切にしている気持ちが表れていて大変優れていましたので、この作品は、東京都「歯と口の健康に関する図画・ポスター・標語コンクール」大会に、代表として出品することにしました。
小学校作文部門、金賞の山本君の作品は、4年国語の「かむこと力」や総合的な学習の時間など学習で学んだことを、自分の生活に取り入れて実践したことが具体的に書かれていて、自分の健康にいかしていこうと考えたところが良かったです。
次に、中学校の部についてお話します。中学生の部では、作品が1校からの出品となり残念です。より多くの学校に応募していただきたいです。今回、標語で入賞されたみなさんたちは、来年は作文でもチャレンジしてください。
さて、作文部門で金賞の原さんの作品は、「こんにちは」という出だしから会話を使い、情景が目に浮かびました。おじいさん・おばあさんとの会話の中で、歯の大切さに気づいていく姿がいきいきと描かれていました。
標語部門では、金賞の太田さんは、「ずっと ずっと 白く輝け 自分の歯!」、「白く輝け」という呼びかけで、歯を大切にしようという思いをさわやかに伝えています。また、佐藤さんの「白い歯は 一生使う たからもの」は、「歯」を「たからもの」と例え、大事に、一生自分の歯を守ろうという願いが伝わってきました。
最後に、どの作品も、自分の体験から考えたことや思いを込めて、多くの人々の共感を生むことができました。自分自身の体験から、多くをみつめ考える目を、これからももっていってください。そして、ここで得たことを実践して生活にいかしていってください。自分自身をふり返り考え、大切にしていくためにも、こうした機会をいかし、今後もぜひ努力してください。
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