歯の大切さと全身との関係 歯と口の健康週間事業 給食後の歯みがき推進事業




杉並区学校歯科医会では、児童生徒の健康を推進するため健診と並行して口腔保健指導(歯みがき指導)を取り入れ啓蒙活動に力を入れてきた。学校でも給食後に歯みがきをしましょうと訴えてきたが、教室にある洗面施設は,蛇口の数が少なく、多くの児童が一斉に歯みがきするには無理があった。杉並区に洗面施設の改修を要望したところ平成21年に区立小学校2校に新しい洗面施設が完備されたため、この2校を「歯みがき推進モデル校」として、積極的に給食後の歯みがきに取り組んでいる。平成22年には5校で洗面施設の改修を予定している。

・洗面台を廊下に3箇所設置
 2階南側廊下(7961×300×650,ボウル流し水栓11個つき)
 2階北側廊下(6958×300×700,ステンレス流し水栓12個つき)
 3階北側廊下(6958×300×750,ステンレス流し水栓12個つき)
夏休み明けの9月は保護者への説明やブラッシング指導、歯ブラシ保管庫の設置等の準備期間とした。10月より取組みを開始し、現在は、全校児童が給食後に歯みがきを実施。

(1)子どもたちの実践の様子
給食を食べ終わった児童から順次、洗面台で歯みがきを開始。並んで楽しげにおしゃべりしながらみがく児童の姿もあり、明るい空間となっている。

1)給食後の歯みがきについて子どもたちに感想を聞く。
・さわやか。すっきりする。きれいになっていい。歯が白くなる。むし歯にならない。(6年生多数意見)
・歯みがきすると、消毒のような臭いがする。(歯みがき粉を使いたい?保管庫使用のため?)
保管庫は他の児童の歯ブラシと接触するから嫌だ。(6年生少数意見)
・給食後に歯をみがくことが自然に受け入れられている様子であった。(1年生)

2)新しくついた洗面台について子どもたちに感想を聞く。
・ボウルの方は出っ張っているので、お掃除する時に当たる。石けん置きが無い。
・ステンレスの方は汚しても気にならない。日が反射してまぶしい。

(2)校長、養護教諭からの聞き取り結果
・水道の数が増えたのが最もいい。各学年に1箇所あってもいいくらいだと思う。
・直結化工事も同時にしてくれたお陰で、教室の洗面台もきれいになり、水も美味しいと好評である。
・ステンレスよりボウルの方が子どもには人気があるように思う。見た目もいいし、楽しい感じがある。きれいに使おうとする意識も芽生える。
・担任も一緒に歯みがきしている。どの教員も前向きにとらえている。
・保護者も協力的で、PTA協議会で報告した際も、洗面台設置については拍手が起こった。歯みがきについても、以前から「学校ではなぜやらないのかなと思っていた。」との発言があった。

・廊下に2箇所設置
 2階廊下(4200×300×750,ステンレス流し水栓7個つき)
 3階廊下(3900×300×750,ボウル流し水栓7個つき)
夏休み明けの9月は保護者への説明やブラッシング指導等の準備期間とした。10月より取組みを開始し、現在、各学級に歯みがき週間を割り当てる形で、毎日、給食後に歯みがきを実施。

(1)子どもたちの実践の様子
放送で歯みがきタイム開始のアナウンスと音楽が流れると、自席で児童が一斉に歯みがきを開始。担任の先生の誘導で班ごとに洗面台でうがいをして終了。歯ブラシをくわえたまま歩かないように指導していた。

1)給食後の歯みがきについて子どもたちに感想を聞く。
・さっぱりする。(5年生多数意見)
みがいた後に鏡で確認をする姿もあり。
・さっぱりする。気持ちがいい。ばい菌が逃げていく。(3年生多数意見) 
・昨日習ったことを毎日やりたい(昨日、口腔保健指導であった)。(3年生)

2)新しくついた洗面台について子どもたちに感想を聞く。
・桃ちゃんが可愛い。虹の絵がいい。

(2)校長、養護教諭、担任教諭からの聞き取り結果
・水道の数がまだ足りない。2クラスに1箇所(廊下に3箇所)あるとよい。
・給食が終わった児童から順次歯みがきを開始する形の方が、たくさんの子がみがけると感じている。
・保護者にも歯ブラシ等の準備についてお願いしたが、とても協力的である。
・教員も給食後に歯みがきしている。



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